2014年01月11日

昭和29年発売のリコー35のカメラ修理

このカメラは昭和29年(1954年)に発売された『リコー35』です。ヒゲオヤジとほぼ同い年です。
ある方のおじいさんが大切に使われていたとのことで、シャッターボタンを囲むリングが欠品していたものの外観はキレイでした。シャッター、絞りの粘りを含め、全体の調整を行いました。

なかなか、この個体がキレイだったせいか、高級感があります。
レンズを囲むのカバーがやや無骨な印象がありますが、それはそれで個性的だとも思えます。
(レンズ上にあるカバーのふくらみの中にはシャッターチャージ、レンズ左側のふくらみの中にはシャッターレリーズレバーがあります)

もう一つの特徴は『トリガーレバー式フィルム巻上げ』です。当時のカメラの多くは『ノブ』(円柱、丸棒)を指先でつまんで何度も回す必要があったので、速写をするには難がありました。このトリガー式(ピストルの引き金式)であれば、レバーを一度引くだけで、フィルムを巻き上げることができたのです。それも、カメラを構えたままで。ちなみに、トリガーレバーは三脚に取り付けたときに、使いづらいのですが、このリコー35はノブでも巻き上げることができるので、便利です。

ボディの下に飛び出ているのが『トリガーレバー』です。
もちろん、使用しないときは折りたためます。
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カメラを支えている左手の人差し指を引いて、フィルムを巻き上げます。
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posted by ヒゲじい at 14:19| カメラ修理