2014年01月17日

昭和36年発売のキャノン7のカメラ修理

このカメラは『キャノン7』と言います。昭和36年(1961年)に発売されたレンズ交換が可能なレンジファインダー式カメラです。(レンズはライカのSマウントと互換性があり、キャノンはLマウントと呼んでいました)
このカメラの後継機種であるキャノン7Sを最後に、キャノンはレンズ交換式のレンジファインダーカメラの生産を中止します。

この個体は大きな不具合はなかったのですが、清掃、調整を行いました。その結果、さすがに当時の高級モデルだけあってボディ本体は露出計を含め、基準値内に入れることができました。
シャッターを押すと、こ気味良いシャッター音だけが聞こえてきます。
一眼レフのミラーが跳ね上がり、戻るときに出る大きな音と振動に慣れているヒゲオヤジとしては、新鮮な操作感でした。もちろん、シャッター音はレンズシャッター機の方が、小さいのですが、「シャッ!」というフォーカルプレーンシャッター特有の音が魅力的です。

ちなみに、このフォーカルプレーンシャッターはチタン製ですが、ネットでの情報によるとキャノン7の多くがシャッター幕に凹みなどがあるものが多いそうです。かく言う、この個体も小さな凹みがありましたが、比較的小さなものでした。

レンズ(50mm F1.4)はカビ(?)によるガラス面への侵食がひどく、お手上げでした。早めに清掃をすれば、ここまでにはならなかったのにと悔やまれます。
このブログをご覧になっている皆様も、時々、お手持ちのレンズを覗いてみて、カビや汚れの点検をされることをお勧めします。指の脂やホコリがカビの菌床になる可能性もあります。

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posted by ヒゲじい at 18:51| カメラ修理