2014年02月01日

ヤシカリンクス1000のカメラ修理をご紹介しました

よく、質問をいただきます。『どうやって、いろいろなメーカーの古いカメラを修理するのか?』と。
メーカーのサービス部門であれば、サービスマニュアルと呼ばれる修理の手引書や補修部品が準備されています。しかし、昭和のカメラともなると、大半のメーカーは修理をやっていませんので、そうした情報や部品を入手することはできません。そのため、多くのカメラ修理者たちは、経験者や同業者たちから教えてもらったり、出版物などからの情報をかき集めて修理方法を学ぶしかありません。それでも、さまざまなカメラがあり、さまざまな不具合があります。そうした時に役立つのが、サンプルのカメラです。同じ機種、あるいは類似の機種を分解し、それらと見比べながら、修理方法を模索するのです。また、必要に応じてそうしたカメラから部品を取り出して、修理対象のカメラの部品と交換するのです。そのため、当工房にも結構な数のカメラを常備していますが、常備していないカメラに限って修理のご相談が困ったものです。

今日、ご紹介するカメラも別のカメラを修理する参考のために分解したものです。ただ、分解してみると、若干の不具合があり、それを見ると放っておけず、修理してしまったものです。

いつもながら、前置きが長くなりました。
このカメラは『ヤシカリンクス1000』と言います。発売は昭和35年(1960年)です。
レンズシャッター機には珍しい1/1000のシャッターを搭載しています。
シャッターの粘りなどの不具合はありましたが、セレン式の露出計も大丈夫でした。
ファインダー内の露出計表示板の印刷が消えかかっていたので、自作品と交換しました。ただ、長持ちするかどうかは保証の限りではありませんが。

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ほぼ同時代の1959年のアメリカの自動車広告をバックに(特にカメラとは関係はありませんが…)
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サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 21:56| カメラ修理