2014年02月05日

ボルシーB2のカメラ修理

以前もこのブログで書きましたように、当工房は国産の機械式カメラのカメラ修理を専門としております。
と、言っているのにやって来たのが、このアメリカ製『ボルシーB2』。生まれは昭和24年(1949年)です。設計したのは初代アルパフレックスやムービーカメラのボレックスなどを設計されたヤコブボレスキーさんと言う方だそうです。ヒゲオヤジはこのあたりの知識がないので、これ以上の補足はできませんが…。
ただ、以前からこの存在感たっぷりのカメラデザインには惹かれていました。真上から見ると、分厚くて、三角形のようなカタチをしているので「おむすび」「おにぎり」と呼ばれることもあるそうです。

冒頭で書きましたように、専門外のアメリカ製なので少し迷ったのですが、とりあえず修理作業に入りました。

不具合の症状はシャッター羽が外れて、シャッターが切れなくなっていました。
分解してみると、案の定でした。シャッター羽に油が回っていて、羽同士がくっついたにも関わらず、無理をして動かして外れてしまったようです。

正面から見たボディサイズは小さいのですが…
DSC04901.JPG

厚みはたっぷりで、たしかにオムスビのようです
DSC04906.JPG


画面の右にある2つ並んだ丸穴がファイダーです
1つはフレーミング用、もう1つはピント合わせ用、しかも上下二重像式です
他にも、操作法を知らないと「故障」かと思ってしまうところがいくつかあります
DSC04913.JPG

外れていたシャッター羽 一部が油で光っていました
DSC04893.JPG

絞りも良くできているのですが、汚れが目立ちました
DSC04895.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:45| カメラ修理