2014年02月21日

マミヤ6のカメラ修理

このカメラはスプリングカメラの『マミヤ6』です。マミヤ6は昭和15年(1940年)にT型が出たのですが、今日、ご紹介するのは昭和33年(1958年)に発売された最終モデルの『マミヤ6 オートマットU』です。

この年は東京タワーが竣工した年ですので、多くの人がこのカメラで東京タワーのある風景を写真におさめたことでしょう。

ちなみに「オートマット」とはフィルムを入れ、止まるまで巻き上げると1コマ目にセットされるという機構です。ネットで調べてみると、当時、このオートマットは技術レベルの高いメーカーが最上位機種だけに採用したとの記述もあります。

ご承知の方も多いと思いますが、このカメラの最大の特徴はレンズではなく、フィルムを動かしてピントを合わせる機構を持っていることです。(バックフォーカシング)

工房にお持ちになったオーナー様に伺ったところ、お若い頃に登山などに持ってでかけられたとのことで、ずいぶんと思い出が詰まったカメラのようです。
蛇腹をたためば、コンパクトになるスプリングカメラですので、登山には最適だったはずです。

この個体の不具合は「シャッターを押し、巻き上げる」という動作が、6コマ目あたりでできなくなるというものでした。早速、分解して、怪しいところを探ったのですが、原因が分からず・・・。半日がかりで原因を突き止め、無事に動くようになりました。
他にレンズのカビ、シャッターの粘りなどがありましたが、幸いにも蛇腹の傷みや部品の欠損などはないようなので、あとは仕上げるだけになりました。

今日はこれから外出するので、仕上げは明日以降です。

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posted by ヒゲじい at 16:08| カメラ修理