2014年03月06日

リコーオートハーフのカメラ修理

今日は冬を越すために土の下にこもっていた虫が春を感じて、地上へ出てくるという「啓蟄」(けいちつ)です。カメラ修理をやっていると、一日中、作業室にこもりっぱなしのヒゲオヤジですが、たまには外に出ないといけないかも知れません。春ですから・・・。

このカメラは昭和37年(1962年)に発売された『初代リコーオートハーフ』です。
50年以上も前のカメラとは思えないモダンなデザインです。リコーはなかなかカッコイイカメラを発売してきたメーカーですが、中でもこのオートハーフは秀逸だと思います。リコーも他社と同じようにこのデザインをモチーフにしてコンパクトデジタルカメラを開発されたら、どうでしょう?

リコーオートハーフのフィルム巻き上げは「ぜんまい」(スプリングモーター)で、巻き上げレバーがありません。
確信はありませんが、自動化による利便性向上を狙ったというより、タバコの箱のようなすっきりしたデザインにすることを目指したことのほうが大きかったように思います。

工房へやってきたこのオートハーフは各部点検修理を施しました。セレンに若干の劣化があるようですが、実用上では問題ないレベルだと判断しました。

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モナカ式と呼ばれるボディ構造のため、裏蓋は大量のモルトプレンを使用しています
そのため、劣化したモルトプレンの貼り替えは一仕事です。
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posted by ヒゲじい at 18:10| カメラ修理