2014年04月18日

二眼レフのヤシカ635のカメラ修理

昨日、ご紹介しました『ヤシカ635』のカメラ修理が完了しました。前面のレザーを貼り替えたのですが、複雑なカタチなので、少し時間がかかりました。最終チェックをして、来週にはご返送する予定です。

ところで、このカメラは最近、インドで手に入れられたそうです。

ターバンを巻いたインドの中古カメラ屋のオヤジさんによると、横浜で香辛料の貿易商をしていたインド人が持っていたカメラだそうです。彼は、日本の娘さんと結婚します。

1959年(昭和34年)に、その新婦を連れてインドのデリーに戻りますが、そのときに新婦の両親が二人に贈ったのが、前年に発売されたばかりのヤシカ635です。

新婦は日本を離れるとき、できたばかりの東京タワーをバックに両親の写真を撮影し、その写真を持って横浜からインドへの船に乗ったのです。
やがて、その夫婦は二人の子供を授かり、時折、その子たちを撮影した写真が送られてくるのを横浜にいた両親は楽しみにしていたそうです。
ボディの上が少し、へこんでいるのは上の子供がまだ小さい頃、ふざけていておもちゃの刀でたたいたときのものです。

その新婦はご主人の貿易ビジネスが多忙を極めたこともあって、日本への望郷の念を持ちながら、帰国する機会には恵まれなかったそうです。


「50年以上、経っているけど、まだまだよく写るよ!インド人もビックリ。ぜひ、日本に連れて帰ってあげてください」とターバンを巻いた中古カメラ屋のオヤジに言われ、ついつい買ったそうです。

以上は「インドで入手された」という話以外は、ひげジイのでっち上げです。でも、50年も経つと、いろいろなドラマがあるのでしょうね。まして、インドにあったカメラとなると。

DSC06436.JPG

DSC06437.JPG

DSC06438.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png


posted by ヒゲじい at 16:49| カメラ修理