2014年06月30日

キャノンF-1のカメラ修理

『キャノンF-1』と言うと、必ず「新?それとも旧ですか?」という話からスタートします。
確かにキャノン昭和46年(1971年)に発売された「F-1」と、その後継機で昭和56年(1981年)に発売された「ニューF-1」があり、混同を防ぐために、「新」「旧」を付けて呼びます。ただ、ヒゲじい自身はこの呼び方は好きではありません。ニコンならF,F2,F3・・・とモデルチェンジをするたびに、数字を変えていき、それぞれのモデルの存在感を示していたように思うのですが、旧F-1 と言うと何だか古臭さばかりが強調されるように思うのです。まあ、それは、ヒゲじいの思い込みかも知れませんが。

今日、ご紹介するのは元祖(!)キャノンF-1です。フィルムカウンターの動きが良くないということでやってきたのですが、「さもありなん!」です。カウンターのそばの上カバーが大きく変形しています。ショック品はお引き受けできませんと申し上げたのですが、「これまで、撮影には問題なかったので、ダメでもイイから・・・」と言うことで。確かに、分解前にカメラテスターで拝見すると、シャッター速度や露出計もそれほど悪くなく、調整範囲内にありました。と、言うことで分解し、修理作業にとりかかったところです。

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2014年06月27日

ペンタックスMEのカメラ修理

久しぶりに『ペンタックスME』です。(昭和51年=1976年発売)
セルフタイマーが不調です。その他、各部点検を行ないます。
今日は発送やら、その他の雑用に追われ、これから修理作業にとりかかります。

それにしても、ブラックの「ペンタックスME」って、もともとコンパクトなボディがさらに引き締まって見えるのでカッコイイですよね。


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posted by ヒゲじい at 15:11| カメラ修理

2014年06月25日

ヤシカフレックスB型のカメラ修理

昨日のブログでご紹介しました『ヤシカフレックスB型』のオーナー様から修理依頼のご連絡がありました。早速、修理作業にとりかかりました。

シャッター、絞り付近には潤滑剤が回っていましたので、洗浄して、動くようにしました。
ミラーはこの時代の二眼レフにしてはキレイでしたが、新しいミラーを切り出して、交換しました。
このヤシカフレックスのファイダーにはすりガラスだけでなくフレネルレンズが付いているので、ピント合わせは比較的、容易です。ただ、ゴミが付着しやすいのが難点ですが。
ミラーを取替え、すりガラス、フレネルレンズなどを清掃しましたので、ファンダーはずいぶんとスッキリしました。

あと、最大の問題は「コマの重なり」です。フィルムを入れて、1コマずつマーキングして、何度もチェックしてみましたが、今のところ、正常に動作しています。でも、安心できないのでもう少し、調べてみたいと思っています。修理完了まで、もう少し時間がかかりそうです。

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修理の検討用に引っ張り出してきた、以前分解したヤシカフレックスの画像です
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こちらも以前分解したヤシカフレックスの画像です
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新品のミラーに交換しました 
上にあるレンズから入ってきた光を90度、曲げてフレネルレンズを経て、すりガラスに映し出します
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posted by ヒゲじい at 16:40| カメラ修理

2014年06月24日

ヤシカフレックスBのカメラ修理

気が付いたら、6月もあとわずかになりました。
おかげさまで、昨年末に昭和カメラサービスをスタートして、半年が経ちました。
首都圏はもとより、遠方にお住まいの方々からお問い合わせや修理のご依頼を頂戴し、感謝です。
これからも、昭和のカメラを楽しみたい、昭和のカメラにまつわる思い出をお持ちの方などのお役に立てるよう、心を込めてカメラ修理に携わっていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

昭和カメラサービス 工房主 ヒゲじい


さて、今日、ご紹介するカメラは昭和32年(1957年)発売の『ヤシカフレックスB』(新B型?)です。
現品を拝見し、最終的なお見積もりをしているところです。この個体は50年以上経過しているのに、さびや塗装のはげなどはなく、とてもキレイです。不具合の症状はシャッターが不動です。油による粘りで動かなくなったようです。あと、フィルム送りが不調で、コマが重なってしまうようです。コマの重なりを見せていただくために、撮影されたポジ(スライド)も送っていただいたのですが、とてもキレイな描写をしていることに驚きました。

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posted by ヒゲじい at 17:57| カメラ修理

2014年06月23日

オリンパスペンEE-3のカメラ修理

ヒゲじいがカメラ修理を学んだ師匠が、時々、言われていました。
『あれほど、たくさんのメーカーや機種があるのに、なぜか、続けざまに同じカメラ修理が来るんだよナ』と。

確かに、ここのところオリンパスペンの修理依頼が続いています。
今日も、『オリンパスペンEE-3』でした。
以前もご紹介しましたが、このカメラは昭和48年(1973年)に発売され、ペンシリーズ最後のモデルです。
もちろん、この「ペン」というモデル名はミラーレスデジタルカメラで復活していますので、ハーフサイズフィルムカメラでは最後のモデルと言う意味です。

工房へやってきた個体は女性のオーナー様が大切に扱ってこられたせいか、比較的キレイでした。絞りの点検やファインダー内にあるブライトフレームの傾き修理、清掃などを行いました。もちろん、モルトプレンも殆どなくなっていたので、貼り替えました。
最終的なチェックを行い、近日中にオーナー様にお送りします。
なかなか、魅力的なカメラですので、これからもかわいがっていただけると思います。

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posted by ヒゲじい at 17:36| カメラ修理

2014年06月20日

タクマー1:18/55の修理

今日、ご紹介するカメラ修理はレンズです。旭光学のペンタックス用標準レンズ『スーパータクマー1:1.8/55』と『SMCタクマー1:1.8/55』の2本まとめて整備しました。
名前もよく似ていて、外見もそっくりですが、違いがあるのです。
SMCタクマーの方は、マルチコーティングが施されていることと、AE機構を持つペンタックスES用に絞りのオート/マニュアル切替ノブをロックする機構がついています。これを知らない人が、レンズ単体だと切替ノブが動かないので、故障と勘違いしたり、力任せに回して壊してしまうこともあるようです。

レンズ内のカビ、ゴミの除去など、ヘリコイドの固さ調整などを行いました。絞り羽根の油の侵入はないようでした。

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posted by ヒゲじい at 16:06| カメラ修理

2014年06月19日

ペンタックスSPUのカメラ修理

今日、ご紹介するのは『アサヒペンタックスSPU』です。そういえば、普通は「ペンタックス」と言いますが、正式には旭光学が製造・販売していたので「アサヒペンタックス」のようです。

この「ペンタックスSPU」は昭和39(1964年)に発売された「ペンタックスSP」のリバイバル版と言われています。海外のユーザーからの要望により、昭和49年(1974年)に発売され、ペンタックスシリーズの最終モデルとなったというのですから、スゴイ話です。

工房へやってきたこの個体は電池が腐食して、電池蓋が開きませんでした。低速シャッターも少しオカシイとか、ファインダーを覗くとモルトプレンらしきゴミも多く、けっこうな修理となりました。手間はかかりますが、比較的、整備しやすいカメラの一つです。

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電池室とボディをつなぐ接点も腐食していました
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posted by ヒゲじい at 18:08| カメラ修理

2014年06月18日

オリンパスペンDのカメラ修理

当工房、昭和カメラサービスは昭和時代の各社カメラ、各種カメラの修理・整備を承っております。にも関わらず、なぜか、このところオリンパスペンシリーズのご依頼が多いのです。決してペン専門ではありませんが、ブログで何度かご紹介しているので、検索でヒットするのかも知れません。

と、いうことで、今日、ご紹介するのは『オリンパスペンD』です。以前にもご紹介しましたが、昭和37年(1962年)に発売された、ペンシリーズの最高峰機種です。

この個体もご他聞にもれず、シャッターと絞りにグリスが回っていました。その他、各部点検、清掃を施し、なかなかの美形になりました。

32mm F1.9の大口径レンズです
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posted by ヒゲじい at 17:32| カメラ修理

2014年06月17日

ニコマートFTnのカメラ修理

このカメラは『ニコマートFTn』です。発売は昭和42年(1967年)で、いわゆるガチャガチャをすることで、開放F値補正ができるニコマートシリーズ初のモデルでした。ずっしりとしたボディは今でも魅力的に見えます。

工房へやってきたこのニコマートは巻き上げができませんでした。果たして、修理ができるのかとおっかなびっくりで分解してみると、ボディの奥底に部品が挟まっているのを見つけました。どうやら、以前に分解された方が、部品を内部に落としたままで組み立たようです。最初は悪さをしなかったのでしょうが、内部に空間的な余裕があるだけに、いつか動いてしまい、シャッター機構の中に入ってしまったようです。

完成写真はニッコール200mm/F4を取り付けて撮影しました。私たちが高校生の頃、こんな長い望遠レンズをつけたカメラを持っている人がまぶしく見えたものです。

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posted by ヒゲじい at 18:48| カメラ修理

2014年06月16日

コンタックスRTSのカメラ修理

今日は『コンタックスRTS』のカメラ修理をご紹介します。
このカメラは昭和49年(1974年)に西ドイツのカール・ツァイスと提携したヤシカが発売した高級1眼レフカメラです。カメラの性能もさることながら、ツァイスのレンズがラインナップされたことで、プロ、ハイアマチュアの話題を呼びました。デザインはポルシェデザインが担当し、外観だけでなく思ったときにストレスなくシャッターが切れるという「リアルタイムシステム」というコンセプトを主導し、当時の日本のカメラとは一線を画したユニークなものとしました。

かく言う、ヒゲじいはRTSの後継機のアクセサリーデザインにちょっとだけ関わりました。

そんな前置きはともかく、工房へやってきたコンタックスRTSですが、レザーがダメになっており、貼り替えをしなければなりません。また、ファインダー内にモルトプレンのクズと思われるゴミがあり、お掃除をしました。ただ、このカメラは分解・整備がしづらく、思いのほか時間がかかっています。
まだ、レザーの貼り替えができていませんが、とりあえず組み上げましたので、ご紹介します。

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posted by ヒゲじい at 18:18| カメラ修理

2014年06月12日

オリンパスペンEE-3のカメラ修理

週末まで雨との予報でしたが、午後からは青空が見えていました。でも、だんだんと薄暗くなってきたので、また天気が崩れそうです。

修理のために工房へ送られてくるカメラは、送られてきた順に修理するわけではありません。部品の調達や修理方法の検討のために、しばらく手をつけないで脇に置いておくことがあります。
今日も、先にやって来たカメラにはお待ちいただき、昨日やって来たばかりの『オリンパスペンEE-3』の修理をしました。それにしても、最近はペンシリーズの修理のご依頼が多いのは、若い人、年配の人の両方にファンが多いせいでしょうか?

このカメラの発売は昭和48年(1973年)で私が大学に入った年です。ハーフサイズのペンシリーズとしては最後のモデルで昭和61年(1986年)まで生産されたロングセラーモデルです。

工房へやってきたこの個体は全体に少し汚れが目立ったのですが、丁寧に拭いてあげるとすっかりきれいになりました。
セレンの劣化が少しありましたが、調整して実用範囲内におさめました。
そのた、絞り、シャッターの清掃、モルトプレンの貼り替えなど行いました。

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posted by ヒゲじい at 17:15| カメラ修理

2014年06月11日

キャノンLマウント85mm/F1.9

今のところ雨は降っていませんが、ずいぶんと湿度が高く、カメラやレンズ修理にはイマイチのお天気です。
ということで、お客様から送られてきた修理カメラのチェックや、たまっていた雑用などを優先しています。

今日、ご紹介するは昨日に引き続き、ライカマウントレンズ『キャノン85mm F1.9』です。白鏡胴のずっしりしたレンズです。カッコイイですよね。発売は昭和33年(1958年)ですが、当初キャノンのレンズにつけられていた「セレナー」ブランドをキャノンブランドに変更したとのことです。

工房へやってきたこのレンズはヘリコイドが重く、ヘリコイドリングを回すと、スクリューマウントなのでレンズが緩んでしまうという不具合でした。

キャノンのEFレンズのカタログを下敷きにしました
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posted by ヒゲじい at 14:20| カメラ修理

2014年06月10日

キャノンのLマウント50mm/F1.8の修理

今日、ご紹介するのはキャノンのライカマウントレンズ『50mm F1.8』です。
発売されたのは昭和33年(1958年)ですから、いつも引き合いに出す東京タワーがオープンした年です。

外観は比較的キレイだったので、手順通り分解しようとしたら、外れるべきところが外れません。分解手順を間違えてしまったかと焦ってしまいました。真相は内部に回ったグリスか汚れ、さびなどが固まっていて、外れにくくなっていたのでした。

絞り羽根にグリスが回っていたため、絞りリングの回転が渋かったのですが、洗浄して改善しました。

レンズの筒を「鏡胴」と言いますが、全身が金属色のタイプは「白鏡胴」と呼ばれています。昔のレンズでは珍しくなかったのですが、最近では、新鮮なデザインに見えますよね。

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posted by ヒゲじい at 16:50| カメラ修理

2014年06月09日

キャノンPのカメラ修理

しばらく降り続いていた梅雨の雨も小休止のようです。作業室の窓から青空が見えています。
ただ、湿度が高いので、エアコンをつけて作業をしています。

今日、ご紹介するのは『キャノンP』です。先日、ご紹介しましたように、同じオーナー様から2台のキャノンPをお預かりしています。今日はその2台目です。
この個体も外観は比較的、キレイでした。ただ、作業を始める前にカメラテスターでチェックしたら、高速側のシャッター速度が出ておらず、それも先幕と後幕の速度差が大きくなっていました。早速、分解して、点検・調整を行い、基準値内に収めました。

このカメラを分解しているときに気が付いたのですが、あちこちの固定用ビスが少し緩めでした。さすがに50年以上経ったカメラですので、これまでもメンテナンスをされてきたのかも知れません。
上カバーを外すと、ボディの一部に手書きで数字が刻まれていました。このカメラを作ったときに生産ラインの方が刻んだのか、はたまた、メンテナンスをされた方が刻んだのか・・・いずれにしても、精密な機械の中に、手書きの数字が刻まれているなんて、何だかロマンを感じますよね。

キャノンPと一緒にお預かりしているキャノン85mm F1.9を装着
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上カバーを外さないと数字は見えません
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posted by ヒゲじい at 16:43| カメラ修理

2014年06月07日

リコーフレックスホリディのカメラ修理

今日、ご紹介するカメラ修理は『リコーフレックス ホリディ』です。
このカメラが発売された昭和31年(1956年)という時代にネーミングされた「ホリディ」って言うのがイイですよね。
戦後間もない頃で、世の中は「ホリディ」どころではなかったはずですが。
まあ、この年に発表された経済白書で「もはや、戦後ではない」と書かれたので、次の時代への期待が満ちてきた頃なのかも知れません。

工房へやってきたこの個体は、外観はなかなかキレイでした。
ただ、リコーフレックスでは「お約束」のヘリコイドの固着でした。このヘリコイドグリスを緩めるのは、なかなか骨ですが、さらに悪いことに、ヘリコイドを動かすリングを固定している隠しビスが腐食のせいか固着していました。
他にも、この時代の二眼レフでは「お約束」のミラーの腐食がありましたので、新しいミラーに交換しました。

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二眼レフって、上から覗き込んで撮影するんですよ
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青白いのがガチガチに固着させていたグリスです
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構造は簡単なのですが、ここまで来るために固着を緩めるのがたいへんでした
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ミラーが腐食していましたので、交換
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posted by ヒゲじい at 14:34| カメラ修理

2014年06月06日

オリンパスペンDのカメラ修理

しばらく、真夏のような日が続いていましたが、今日は雨が降り、おまけに気温もあまりあがりませんでした。こんなときは風邪をひくなど体調を崩しやくなります。どうぞ、ご自愛ください。

今日、ご紹介するのは『オリンパスペンD』です。昭和37年(1962年)に発売されたペンシリーズのフラッグシップです。F1.9という明るいレンズ、1/500の高速シャッター、LV値直読式露出計を搭載しています。
久々のペンDでしたので、以前のメモと首っ引きで分解し、各部点検と清掃を行いました。

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2014年06月05日

ニッコール135mm F2.8の修理

今日もレンズの修理をご紹介します。
このレンズは『ニッコール135mm F2.8』です。たぶん、昭和52年(1977年)に発売されたレンズです。

一昔前、いやもっと昔?、一眼レフカメラを買うと、多くの人が標準レンズ以外に買っていたのが135mmの望遠レンズです。大きさも、価格もお手ごろだったからかも知れません。昭和の終り頃になると、オートフォーカス一眼レフになって、ボディとセットになったズームレンズと一緒に買う人が増えていきました。

工房へやってきたこのレンズですが、絞り羽根がヘリコイドから回ってきたグリスで固着し、自動絞りが動かなくなっていました。分解して、洗浄しました。いささか古いレンズなのでメーカーのサービスステーションでは受け付けていただけなかったそうです。

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2014年06月04日

スーパーロッコールF2.8/5cmの修理

今日はカメラ修理ではなく、レンズです。
ライカLマウントの『スーパーロッコールF2.8/5cm』です。レンズの先端には「CHIYKO」とありますが、演歌歌手の名前ではなく、ミノルタの前身である「千代田光学」のことです。ネットで調べてみると発売は昭和30年(1955年)です。ご存知の方には何を今更・・・と言われそうですが、一眼レフが主流になる前、ライカLマウント用レンズはニコン、キャノンをはじめ、世界中のカメラメーカーが多くのレンズを発売していました。

工房へやってきたレンズには内部に撮影に支障があるほどの大きなカビ(?)があり、絞りにも油染みがありました。幸い、カビらしきものは、清掃でキレイになりました。油染みも洗浄してスッキリとさせました。

レンズと一緒に写っているのはLマウントカメラのキャノン7です
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2014年06月03日

キャノンPのカメラ修理

今日、ご紹介するのは『キャノンP』です。以前もご紹介したことがあるのですが、「P」は「Populale」の略で、それまでは一部の人しか購入し、使うことができなかったレンズ交換式カメラを、より多くの人に使って欲しいというコンセプトで作られたカメラです。発売は昭和34年(1959年)です。

同じオーナー様から2台のキャノンPの整備のご依頼があり、工房へやってきました。2台ともキレイな外観でした。今日、ご紹介する個体の不具合はスローシャッターの不良です。以前にご紹介しましたように、珍しいタイプの前板+裏蓋を取り外し、修理しました。その他、各部点検、清掃を行いました。

それにしても、心地良いシャッター音です。

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これは以前、修理したときの画像ですが、こんな外れ方をします
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2014年06月02日

オリンパスペンEE-2のカメラ修理

今日も真夏のような暑さです。こんなときは、外出せずに、自宅の作業室にこもって仕事ができるカメラ修理の仕事をやっていて良かったと思います。それでも、たまには部品や道具などの買い出しに外出しなければならないときがありますが、玄関で足がすくんでしまいます。

今日、ご紹介するカメラは昭和37年(1962年)に発売された『オリンパスEE-2』です。昭和カメラサービスのホームページ内の「昭和のカメラで撮影しました」でご紹介していますが、ハーフサイズながら、なかなかの写りです。

当工房へやってきたこの個体は、残念ながらセレン(太陽電池の一種)が劣化しており、せっかくのEEが働かなくなっていました。別のEE-2から移植し、撮影可能な状態にしました。
その他、絞りやシャッターの清掃、モルトプレンの貼り替え等を行いました。

これからの季節、カメラ散歩には帽子は必需品です
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本革のストラップを付けると、引き立ちます
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絞りのユニットです
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