2014年09月19日

リコーハイカラー35BTのカメラ修理

さまざまな話題を提供している理化学研究所。その理研をルーツに持つリコーですが、ヒゲじいが若かった頃はカメラだけなく「青焼きコピー機」のメーカーとしても有名でした。「青焼き」ってご存じでない方も多いでしょうね。

まあ、そんな話はともかくとして、リコーはユニークなカメラを数多く輩出してきました。
今日、ご紹介するのは『リコーハイカラー35BT』もユニークなリコーカメラの一つです。
何しろ、巻き上げがぜんまいです。リコーは昭和37年(1962年)にぜんまい巻上げのハーフサイズカメラ「オートハーフ」を出しますが、その後、昭和39年(1964年)には35mmフルサイズの「オートショット」を出します。これらはセレンの露出計であったのに対し、CdSの露出計を搭載してデザインを一新した「ハイカラー」で昭和43年(1968年)に発売します。
そのハイカラーをスッキリとしたデザインでまとめ直し昭和46年(1971年)に発売されたのが「ハイカラー35BT」です。

工房へやってきた個体の外観はキズなども少なく、とても魅力的でした。ただ、裏蓋を開けるとモルトプレンが溶けており、ボディの塗装を侵していましたので、貼り替えました。CdSも少し劣化がありましたが、調整で実用範囲内におさめました。

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ボディを台形にしてデザインをスッキリさせたそうです
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レンズは35mmの広角レンズです
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ボディ下のノブを回してぜんまいを巻きます
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もともと、モルトプレンの使用量が多いので、溶けると厄介です
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ユニークなデザインはユニークな構造で実現しています(モナカ型とか・・・言うそうです)
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サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 14:44| カメラ修理