2014年09月24日

ニコンFE2のカメラ修理

今日、ご紹介するのは『ニコンFE2』です。
お客様から、最初にご連絡をいただいたときは、「長く使っておらず、久々に取り出してみたら動作しない」とのことでした。その後、電池室に液漏れの跡があり、磨いたら動作をし始めたとのご連絡。それならメデタシ、メデタシなのです。でも、「モルトプレンは大丈夫ですか?」とお伺いしたところ、モルトプレンが溶けていることがお分かりになったそうです。
お客さまとご相談の上、モルトプレンの貼り替えの限定修理をお引き受けしました。

現品が工房に届いたので、シャッターを切ると、「カチャン、カチャン」という音。
ミラーが跳ね上がったときにミラーボックスに当たるときの音です。
本来なら、緩衝材となるモルトプレンがあるので、そんな音はしません。でも、モルトプレンが殆ど崩れているので、ガラスのミラーと金属のミラーボックスがぶつかって甲高い音を出すのです。
もちろん(?)裏蓋とボディの間にあるモルトプレンもダメでした。これでは、せっかく撮影しても光が入って台無しにしてしまいます。

今回は分解を伴わない限定修理なのですが、電池蓋周りを点検したところ、液漏れが回り、一部を腐食させていましたので処置だけはしておきました。

ニコンのストラップがブラックボディにお似合いです
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虫歯を診る歯医者さんになったキモチです
モルトが崩壊しています
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貼り替えました
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裏蓋も・・・
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サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 14:14| カメラ修理