2014年10月15日

リコーフレックスY(6)のカメラ修理

昭和カメラサービスと言う名称のせいか、二眼レフの修理のお問い合わせやご依頼が多いように思います。
以前にもブログで書きましたが、二眼レフの構造自体はそれほど、複雑ではありません。
ただ、最大の難関はたいていの二眼レフを修理しようとすると、レザー(擬皮)をはがさないとシャッターや絞りにアクセスできないのですが、そのレザーが経年変化でパリパリになっていることです。そのため、はがそうとすると、味付け海苔のように割れてしまいキレイにはがせず、作業台はレザーの破片だらけになります。その上、色と柄がそっくりの新しいレザーを貼るしかないのですが、複雑な形状をしているので、型紙作りだけでもけっこうな時間がかかります。

今日、ご紹介する『リコーフレックスY(6)』は先に書いたようなレザーとの戦いは殆どありません。ただ、ヘリコイド(レンズを前後させる機構)に入れてあるグリスがカチカチになっていて、にっちもさっちも行かないことが多いのが難点です。

今回、工房へやってきたリコーフレックスもヘリコイドがガチガチでした。やっとのことで、分解して各部を調整、清掃を終わったところです。腐食していたミラーも交換して、スッキリしました。ミラーは二眼レフの命ですから。

DSC08021.JPG

交換したミラーです
DSC08022-001.JPG

裏蓋にあるこの赤い窓が何だかお分かりでしょうか?
フィルムカウンターがないので、フィルムの後ろにある裏紙にあるコマを示す数字を見るための窓です
DSC08023-001.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 19:59| カメラ修理