2014年12月10日

コンタックスRTSU(2)のカメラ修理

今日、ご紹介するのは『コンタックスRTSU(2)』です。
初代のRTSが発売されたのは昭和50年(1975年)でした。当時は東西に分かれ、西ドイツにあったカールツァイスがレンズを、ボディをヤシカ、そしてデザインはポルシェデザインが担当しました。
初代のRTSは、シャッターを押すまでに余計な操作がないというReal Time Systemというコンセプトを略したものでした。そのため、シャッターボタンのストロークは0.7mm、電源スイッチがない、レンズのヘリコイドもとても軽く回せる・・・などの工夫がされていました。もちろん、賛否両論でした。そのため、後継機(?)であった「コンタックス137」「コンタックス139」を経て昭和57年(1982年)に初代のRTSのデザインを踏襲した『コンタックスRTSU(2)』です。電源スイッチを設け、シャッター幕をチタン幕にするなどの改良が加えられました。

工房へやってきた個体の最大の不具合は光線漏れです。さすがに30年くらい経っているので、モルトプレンが劣化してしまったようです。
今日は、半日、外出していましたので、モルトプレンの貼り替えだけで作業は中断しました。

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崩壊寸前のモルトプレンです
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劣化したモルトプレンは蜂蜜がたっぷり浸み込んだカステラのようにネチョネチョ、ボロボロです
取り除くだけでも一仕事です
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posted by ヒゲじい at 16:38| カメラ修理