2014年12月25日

ヤシカ セクエルのカメラ修理

今年の営業もあと2日になりました。
カメラ修理の作業の傍ら、作業室の整理をしているのですが、参考用のカメラ、部品、道具などがゴチャゴチャとあるので、なかなかはかどりません。年末ギリギリに本格的な大掃除をするつもりです。

今日、ご紹介するのは久々の『ヤシカ セクエル』です。
今年の5月頃にも同じカメラの修理をご紹介しましたが、昭和37年(1962年)に発売されたモータードライブ式のハーフサイズカメラです。専用のグリップを取り付けるとまるで8mmカメラ(幅8mmのフィルムを使うムービー=動画カメラ)のようなデザインです。
まあ、ヤシカは8mmカメラでも一世を風靡した会社ですので、こんなカメラを作っても不思議ではないのかも知れません。

今回、工房へやってきた個体は電池を入れても動作しませんでした。電池を入れようとしたら、電池ケース内は金属部(接片)が緑青を噴いていました。また、ボディにある電池ボックスとの接点部が腐食のためか、折れていました。
とりあえず分解してみると、このカメラ特有の不具合である、内部スイッチの破損がありました。ここを補修し電池をつないでみると動作するようになりました。
シャッター、絞りに油染みがあったので、清掃を行いました。
結局、重修理となりましたが、幸いにセレンの劣化は少なく、実用可能なカメラとして復活しました。
これから、最終チェックします。

専用グリップを取り付けた状態
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鏡筒を回してメーターの針が指示した数字をセットすれば適切なシャッターと絞りとなります
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posted by ヒゲじい at 16:19| カメラ修理