2016年06月22日

『リコーフレックスY(6)』のカメラ修理

今日、ご紹介するのは二眼レフの『リコーフレックスY(6)』です。ここのところ、二眼レフの修理が続いています。こうしてブログでご紹介すると、「二眼レフ」「・・・フレックス」などのキーワードで検索されたお客様が当工房を見つけてくださるようです。それが、繰り返され、同じような機種やメーカーの修理が連続するようです。

さて、今回のリコーフレックスの修理については、オーナー様から「撮影可能になるだけで良い。レンズ清掃、ミラーの交換、レザーの貼り替えは不要」とのご依頼でした。このカメラはオーナー様のお父上の遺品で、お母上から「部品交換をしないで欲しい」とのご希望があったそうです。おそらく、レザーの剥がれや傷などの一つひとつにご主人の思い出があるからなのでしょう。また、オーナー様がレンズ清掃をご希望にならなかったのは、汚れやクモリなどのあるレンズでどんな写真が撮れるのかをお試しになりたいからなのだそうです。
工房へやって来た個体は「ヘリコイド固着」「シャッター、絞りの固着」「ミラーの腐蝕」「裏蓋にある赤窓の欠落」など重症でした。ただ、ご事情がお有りとのことで、急ぎの修理を行い、現在、出荷前のチェックを行なっています。

修理完了後の外観です
DSC02503.JPG

レンズを前後させるヘリコイドに固まったグリスがこびりついていました
DSC02499.JPG

DSC02498.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:13| カメラ修理