2016年06月30日

『モルトプレン』の貼り替え

以前にも、当ブログや昭和カメラサービスのホームページでご紹介していますが、「モルトプレンの張り替え」について再度のご説明を。
「モルトプレン」とは「スポンジ」の1種です。カメラの中では光が漏れないようにする「遮光材」、動作する部品が当たったときのショックを和らげる「ショックアブソーバー=緩衝材、クッション」、ホコリなどが入らないようにする「目止め材」などとして使われています。
なかなか、良い素材なのですが、弱点もあります。それは湿気などの影響を受け「加水分解」と呼ばれる化学反応で「ネチョネチョ」「ベタベタ」になったり「ホロホロ」になって粉状になったりします。
そのため、光漏れを起こしたり、接着剤のようになって裏蓋を開かなくしたり、ペンタプリズムの反射面を腐蝕させたりすることがあります。
10年以上経ったフィルムカメラは大概、モルトプレンが劣化しているので、早めに貼り替えをされることをお勧めします。当工房ではモルトプレンの貼り替えだけの限定修理も承っております。

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posted by ヒゲじい at 16:07| カメラ修理