2016年08月29日

『アイレス35U(2)』のカメラ修理

またまた、台風が接近しているとかで、ご苦労をされている方も多いようです。特に天候しだいのところがある農業や漁業関係者や土木建設関係、交通機関・・・挙げればきりがないようです。どうぞ、ご用心ください。

さて、今日ご紹介するのは『アイレス35U(2)』のカメラ修理です。アイレス写真機製作所は昭和24年(1949年)に設立されたヤルー光学をルーツとする会社で昭和25年(1950年)に設立されたカメラメーカーです。
『アイレス35U(2)』はライカV(3)に触発されて作られたと言われています。発売は昭和29年(1954年)でベストセラー機だったようです。ブライトフレームや巻き上げないとシャッターを切ることができないようになっている(但し、シャッターチャージは巻き上げと連動していません)など、当時のカメラとしてはなかなかだったと思います。

工房へやってきた個体は羽根の粘りのため、シャッターが切れません。部品も一部無くなっている箇所があるので、部品取り中古をさがすか、他のカメラで流用できるかを検討しているところです。
まずは、全体の清掃からスタートです。

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posted by ヒゲじい at 16:34| カメラ修理

2016年08月25日

『リコーフレックスY(6)』のカメラ修理

気が付いたら8月もあとわずかです。でも、まだまだ暑い日が続くのでしょう。どうぞ、ご自愛ください。

今日、ご紹介するのは『リコーフレックスY(6)』のカメラ修理です。「Y」のあとに「(6)」とつけているのはパソコンやスマホによってはローマ数字(機種依存文字)が化けてしまうことがあるからです。半角のアルファベットや数字なら化ける心配はほぼないようです。今回の修理もお問合せのメールで化けていたので、確認の上、修理をお引き受けしました。

工房へやってきた個体はなかなかの重症でした。まずは、ヘリコイドが全く回りません。まあ、これはこのモデルの定番の不具合です。シャッターダイヤルも回りません。ケーブルレリーズのソケットも動作しません。ミラーも腐蝕しています。
まずは、ヘリコイドの固着を緩めました。

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posted by ヒゲじい at 15:39| カメラ修理

2016年08月24日

『ペンタックスME』のカメラ修理

台風一過と思っていたら、また次の台風が虎視眈々と狙っているようです。おかげで、青空が見えていたと思っていたら、急な雨が降ったりして不安定です。どうぞ、皆様もご注意下さい。

さて、続くときは続くものです。今日、当工房に届いたのは昨日と同じ「ペンタックス」です。とは言っても昨日、ご紹介したのは昭和37年(1962年)に発売された「SV」に比べれば、ずっと新しい「ME」で発売は昭和51年(1976年)です。まあ、それでも40年近く経っているカメラです。
届いた個体は光漏れがするそうです。その他各部点検のご依頼です。これから、各部をチェックします。

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posted by ヒゲじい at 16:00| カメラ修理

2016年08月23日

『ペンタックスSV』のカメラ修理

台風一過。久々に首都圏を直撃した台風でしたが、皆様のお住まいの場所やお勤めの場所は大丈夫だったでしょうか?どうぞ、お大事に。

さて、今日、ご紹介するのは『ペンタックスSV』です。先日もこのモデルの修理のご紹介したばかりですが、続くときは続くものです。ちなみにペンタックスというのはモデル名で、会社は2002年までは旭光学工業と言っていました。

工房へやってきた個体はミラーアップしたままになっていて、レンズも外すことができませんでした。シャッター幕もきちんと動作せず、途中で止まってしまいます。レンズも絞りに粘りの不具合がありました。ほぼ、修理が完了し、これからチェックをしながら、再組み立てしていきます。

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posted by ヒゲじい at 16:38| カメラ修理

2016年08月18日

『マミヤ6オートマット』のカメラ修理

普段はスポーツの観戦には興味のないヒゲじいですが、さすがにオリンピックとなると、ついつい見てしまいます。今朝などは、何故か早朝から目が醒めてしまい、女子レスリングで日本選手が3つの金メダルをとった決勝戦を実況で見ました。いやはや、感動しました。

さて、今日、ご紹介するのは『マミヤ6オートマット』です。発売されたのは昭和30年(1955年)。フィルム面を動かしてピントを合わせるバックフォーカシングは当然として、巻き上げとシャッターチャージを連動させるセルフコッキングなどを実現し、スプリングカメラの完成形とも言われています。
工房へやってきた個体は外観もキレイで、ずっしりとした手ごたえがあり魅力的でした。ただ、スローシャッターが働かないという不具合を抱えていました。
シャッターの不具合修理と各部点検・調整を行ないました。

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レンズはオリンパスのズイコー75mm/f3.5です
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ピント合わせ用ダイヤル
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posted by ヒゲじい at 15:02| カメラ修理

2016年08月16日

『オリンパスシックス』のカメラ修理

今日は台風が接近しているため、午後から雨が降り始めています。被害さえなければ、久々の雨も良いものなのですが。
さて、今日、ご紹介するのは『オリンパスシックス』です。「オリンパス」というと、「ペンシリーズ」や「OMシリーズ」など、35mmフィルムを使ったコンパクトなカメラばかりを作っているようなイメージがありますが、ブローニーフィルムを使用するスプリングカメラや二眼レフを作っていました。
今回の修理品は比較的大柄なスプリングカメラの「オリンパスシックス」です。ファインダーは6×6用と6×4.5用(セミ判)に切り替えることができますが、フィルムマスクがなくなっていると、切替撮影はままなりません。

工房へやって来た個体はシャッターのチャージができないという不具合でした。何とか、修理作業を終え、再組み立てして最終チェック中です。ちなみにレンズはF2.8のモデルです。

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posted by ヒゲじい at 14:38| カメラ修理

2016年08月09日

『ニューキャノネットQL19』のカメラ修理

ここのところ、バタバタしており、おまけに暑い毎日が続いているので、ヘロヘロです。まあ、基本はエアコンを利かせた作業室にこもっているので、外回りのお仕事をされている方や屋外でスポーツをされている方から見れば「ヘナチョコ!」と言われそうですが。

さて、今日ご紹介するのは『キャノンニューキャノネットQL19』です。コンパクトながら、AUTO、マニュアル撮影ができ、f1.9という比較的明るいレンズを搭載しています。デザインもなかなかカッコイイですよね。
工房へやってきた個体はシャッターが開きません。またバッテリーの接点が腐蝕していたので、下カバーを外し、バッテリーボックスを取り出してみたら、豪快に腐蝕していました。
これから、修理にとりかかります。

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posted by ヒゲじい at 08:39| カメラ修理

2016年08月04日

『オリンパスペンD2』のカメラ修理

さすがに8月です。外へ出ると半端ではない暑さです。暑さには弱いヒゲじいなので、困っています。
さて、今日、ご紹介するのは『オリンパスペンD2』です。それにしても、ペンの修理のご依頼が多いです。
そんな話はさておき、モデル名の「D」は「デラックス」のDだそうです。ハーフサイズカメラながら、プロがサブカメラに使っていたという伝説もあるくらいのスペックを誇ったカメラです。初代の「ペンD」はセレン式の露出計を内蔵していましたが、「ペンD2」からCDS式になります。そして、「ペンD3」ではレンズがF1.9からF1.7が搭載されます。

工房へやってきた「ペンD2」の外観はとてもキレイでした。あまり、使われず大事にされていたことがしのばれます。ただ、大事にされ過ぎて、油が固着することも多いので、これから点検にはいります。まずは劣化したモルトプレンの貼り替えからです。

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posted by ヒゲじい at 15:48| カメラ修理

2016年08月01日

『ペンタックスSV』のカメラ修理

今日の昼間、当工房のある武蔵小杉ではゲリラ豪雨のような雨が降りました。ちょうど、買い物から帰ったばかりでしたので、間一髪でした。

さて、今日、ご紹介するのは『アサヒペンタックスSV』です。発売されたのは昭和37年(1962年)です。ペンタックスは先進的な機能を持つカメラだったこともあり、高価なカメラだったようです。工房にお持ちになったオーナー様によると、お父上がこのカメラを手に入れられたときは、月給の3倍くらいの価格だったそうです。そういえば、昔のカメラ屋さんや電気屋さんは月賦販売が当たり前でした。
そんな話はさておき、工房へやって来た個体はシャッターを切ると頻繁にミラーが上がったままになります。また、ファインダーを覗くと黒い影のようなものが見えます。プリズムの腐蝕かと思ったのですが、オーナー様から何かにぶつかったことがあるとのお話を伺い、プリズムの破損と判明。
これから、プリズムの交換とミラー機構の修理、各部点検を進めます。

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プリズムがヒビ割れています
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posted by ヒゲじい at 17:26| カメラ修理