2016年08月23日

『ペンタックスSV』のカメラ修理

台風一過。久々に首都圏を直撃した台風でしたが、皆様のお住まいの場所やお勤めの場所は大丈夫だったでしょうか?どうぞ、お大事に。

さて、今日、ご紹介するのは『ペンタックスSV』です。先日もこのモデルの修理のご紹介したばかりですが、続くときは続くものです。ちなみにペンタックスというのはモデル名で、会社は2002年までは旭光学工業と言っていました。

工房へやってきた個体はミラーアップしたままになっていて、レンズも外すことができませんでした。シャッター幕もきちんと動作せず、途中で止まってしまいます。レンズも絞りに粘りの不具合がありました。ほぼ、修理が完了し、これからチェックをしながら、再組み立てしていきます。

DSC02707.JPG

DSC02708.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 16:38| カメラ修理

2016年08月18日

『マミヤ6オートマット』のカメラ修理

普段はスポーツの観戦には興味のないヒゲじいですが、さすがにオリンピックとなると、ついつい見てしまいます。今朝などは、何故か早朝から目が醒めてしまい、女子レスリングで日本選手が3つの金メダルをとった決勝戦を実況で見ました。いやはや、感動しました。

さて、今日、ご紹介するのは『マミヤ6オートマット』です。発売されたのは昭和30年(1955年)。フィルム面を動かしてピントを合わせるバックフォーカシングは当然として、巻き上げとシャッターチャージを連動させるセルフコッキングなどを実現し、スプリングカメラの完成形とも言われています。
工房へやってきた個体は外観もキレイで、ずっしりとした手ごたえがあり魅力的でした。ただ、スローシャッターが働かないという不具合を抱えていました。
シャッターの不具合修理と各部点検・調整を行ないました。

DSC02697.JPG

DSC02696.JPG

レンズはオリンパスのズイコー75mm/f3.5です
DSC02701.JPG

ピント合わせ用ダイヤル
DSC02702.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:02| カメラ修理

2016年08月16日

『オリンパスシックス』のカメラ修理

今日は台風が接近しているため、午後から雨が降り始めています。被害さえなければ、久々の雨も良いものなのですが。
さて、今日、ご紹介するのは『オリンパスシックス』です。「オリンパス」というと、「ペンシリーズ」や「OMシリーズ」など、35mmフィルムを使ったコンパクトなカメラばかりを作っているようなイメージがありますが、ブローニーフィルムを使用するスプリングカメラや二眼レフを作っていました。
今回の修理品は比較的大柄なスプリングカメラの「オリンパスシックス」です。ファインダーは6×6用と6×4.5用(セミ判)に切り替えることができますが、フィルムマスクがなくなっていると、切替撮影はままなりません。

工房へやって来た個体はシャッターのチャージができないという不具合でした。何とか、修理作業を終え、再組み立てして最終チェック中です。ちなみにレンズはF2.8のモデルです。

DSC02691.JPG

DSC02695.JPG

DSC02694.JPG

DSC02693.JPG

DSC02687.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png


posted by ヒゲじい at 14:38| カメラ修理

2016年08月09日

『ニューキャノネットQL19』のカメラ修理

ここのところ、バタバタしており、おまけに暑い毎日が続いているので、ヘロヘロです。まあ、基本はエアコンを利かせた作業室にこもっているので、外回りのお仕事をされている方や屋外でスポーツをされている方から見れば「ヘナチョコ!」と言われそうですが。

さて、今日ご紹介するのは『キャノンニューキャノネットQL19』です。コンパクトながら、AUTO、マニュアル撮影ができ、f1.9という比較的明るいレンズを搭載しています。デザインもなかなかカッコイイですよね。
工房へやってきた個体はシャッターが開きません。またバッテリーの接点が腐蝕していたので、下カバーを外し、バッテリーボックスを取り出してみたら、豪快に腐蝕していました。
これから、修理にとりかかります。

DSC02684.JPG

DSC02686.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 08:39| カメラ修理

2016年08月04日

『オリンパスペンD2』のカメラ修理

さすがに8月です。外へ出ると半端ではない暑さです。暑さには弱いヒゲじいなので、困っています。
さて、今日、ご紹介するのは『オリンパスペンD2』です。それにしても、ペンの修理のご依頼が多いです。
そんな話はさておき、モデル名の「D」は「デラックス」のDだそうです。ハーフサイズカメラながら、プロがサブカメラに使っていたという伝説もあるくらいのスペックを誇ったカメラです。初代の「ペンD」はセレン式の露出計を内蔵していましたが、「ペンD2」からCDS式になります。そして、「ペンD3」ではレンズがF1.9からF1.7が搭載されます。

工房へやってきた「ペンD2」の外観はとてもキレイでした。あまり、使われず大事にされていたことがしのばれます。ただ、大事にされ過ぎて、油が固着することも多いので、これから点検にはいります。まずは劣化したモルトプレンの貼り替えからです。

DSC02672.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:48| カメラ修理

2016年08月01日

『ペンタックスSV』のカメラ修理

今日の昼間、当工房のある武蔵小杉ではゲリラ豪雨のような雨が降りました。ちょうど、買い物から帰ったばかりでしたので、間一髪でした。

さて、今日、ご紹介するのは『アサヒペンタックスSV』です。発売されたのは昭和37年(1962年)です。ペンタックスは先進的な機能を持つカメラだったこともあり、高価なカメラだったようです。工房にお持ちになったオーナー様によると、お父上がこのカメラを手に入れられたときは、月給の3倍くらいの価格だったそうです。そういえば、昔のカメラ屋さんや電気屋さんは月賦販売が当たり前でした。
そんな話はさておき、工房へやって来た個体はシャッターを切ると頻繁にミラーが上がったままになります。また、ファインダーを覗くと黒い影のようなものが見えます。プリズムの腐蝕かと思ったのですが、オーナー様から何かにぶつかったことがあるとのお話を伺い、プリズムの破損と判明。
これから、プリズムの交換とミラー機構の修理、各部点検を進めます。

DSC02667.JPG

DSC02668.JPG

プリズムがヒビ割れています
DSC02669.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 17:26| カメラ修理

2016年07月28日

『キャノン7』のカメラ修理

本日、関東地方は梅雨が明けたそうです。いよいよ、本格的な夏です。熱中症に気をつけながら、夏をお楽しみ下さい。夏ならではの食べ物、風景、ファッション・・・楽しむつもりなら、いろいろありますよ。
さて、今日、ご紹介するのは『キャノン7』です。キャノンが出した最後のレンズ交換式レンジファインダーカメラです。(厳密に言うと、CdS式の露出計が内蔵されたキャノン7Sが最後ですが)
工房へやってきた個体はセルフタイマーが不調です。各部点検と併せて修理を行います。

DSC02646.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:47| カメラ修理

2016年07月26日

『ミノルタSRT101』のカメラ修理

7月もあとわずかです。そろそろ関東地方も梅雨明けが近いのでしょうか?
さて、今日、ご紹介するのは『ミノルタSRT101』のカメラ修理です。
スローシャッターが不調です。併せて、各部点検を行なっています。

DSC02636.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 17:06| カメラ修理

2016年07月22日

『ニコンFE』のカメラ修理

今日、ご紹介するのは『ニコンFE』のカメラ修理です。先日、当ブログで同じモデルの修理をご紹介したのですが、そのブログをご覧になったお若い女性からのご依頼です。お父上からいただいたとのことで、各部点検のご希望です。

DSC02617.JPG

DSC02620.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:03| カメラ修理

2016年07月20日

『ミノルタオートコード』のカメラ修理

今日は昨日ほどの暑さではないので助かっています。でも、湿度は高そうですね。
さて、今日、ご紹介するのは『ミノルタオートコード』のカメラ修理です。
海外のオークションで手に入れられたとのことです。赤いレザーでドレスアップされたステキなオートコードです。
「シャッターが開かない」とのことで、お持込になりました。
拝見したら、シャッター、絞りともに粘っています。また、シャッター速度、絞りノブの動作も固くなっていました。分解してシャッターにたどりついたところで、今日はタイムアップになりました。
明日から本格的な修理に取り掛かります。

DSC02614.JPG

DSC02616.JPG

DSC02610.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 16:54| カメラ修理

2016年07月19日

『オリンパス35DC』のカメラ修理

いやはや、今日は工房のある武蔵小杉は朝から暑かったです!まあ、少なくとも関東地方は全般に暑かったようです。室内でも熱中症になるとも言われていますので、どうぞ、皆様、ご自愛下さい。

さて、今日、ご紹介するのは『オリンパス35DC』です。各部点検のご依頼でやってきたのですが、外観はなかなかキレイです。もちろん、モルトプレンはネチョネチョでしたが。これから各部の動作チェックをしながら、点検、調整に入ります。

DSC02606.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png



posted by ヒゲじい at 16:09| カメラ修理

2016年07月15日

『ヤシカ35』のカメラ修理

当工房のある川崎市中原区には、本日、土砂災害警報が出ました。昨日も大雨がらみの警報が出ていましたが、関東地方の各地を始めとして、全国各地で大雨がらみの災害が広がっているようです。どうぞ、皆様、お気をつけください。
そんな大雨の降る中でも、今日も宅急便の配達がありました。宅急便だけでなく、ゆうパック、佐川急便、その他荷物の集配をされる方々は大雨でも、猛暑でもがんばって、荷物を届けていただき、そのがんばりにいつも頭が下がります。
今日、やってきたのは久々の『ヤシカ35』です。コンタックス似のカッコイイカメラです。同じデザインでも「YASHIMA」と「YASHICA」の2種の名称が刻まれたものがあります。今回は「YASHICA」でした。
鏡筒(レンズの入っている筒状の部分)がぐらついているとのことで、工房へやってきました。
これから、チェックに入ります。

DSC02588.JPG

DSC02591.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:20| カメラ修理

2016年07月14日

『オリンパスペンEE』のカメラ修理

7月も半ばになってしまいました。でも、暑い毎日が続くのはこれからなのでしょうね。どうぞ、皆様、ご自愛下さい。
さて、今日、ご紹介するのは『オリンパスペンEE』です。このブログをいつもご覧頂いている方から、『エー、またオリンパスペンなの・・・』と言われそうですが、何故か、ペンの修理のご依頼が多いのです。
ただ、同じようなデザインなのですが、このブログでご紹介しているペンにもいろいろあります。
6月27日は『ペンEE2』、6月7日は『ペンEES』、5月25日は『ペンD-3』、5月23日は『ペンS』、5月17日は『ペンEE-3』、4月12日は『ペンEED』、2月3日は『ペンD-3』、1月29日は『ペンEED』といった具合にです。他にもペンを修理したはずですが、今年に入ってからブログで紹介させていただいたのは、こんなところだと思います。(一眼レフのペンFやペンFTなどは除いています)
そして、今日、ご紹介するのは昭和36年(1961年)に発売された『ペンEE』です。
そういえば、「EE」って、ご存じでしょうか?電気的かつ自動で露出を決める機構のことでElectiric Eyeの頭文字をとったものです。それまでは、露出計こそ搭載されているカメラはありましたが、自動で決めてくれるカメラは珍しかったのです。しかも、こんなコンパクトなカメラではなおさらでした。
工房へやってきた個体はオーナー様がおばあさまからいただいたカメラとのことで、各部点検のご依頼をいただきました。フィルター枠が変形していましたので、他のペンEEから取り出した部品と交換しました。露出計の調整などは終了し、これから最終チェックです。

DSC02583.JPG

DSC02584.JPG

DSC02586.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png


posted by ヒゲじい at 15:48| カメラ修理

2016年07月13日

『ミノルタオートコード』のカメラ修理

ヒゲじいはカメラ修理をやっていることからお分かりのように、写真撮影よりカメラそのものが好きです。
そのため、先日、カメラを飲み込んでみました。1年ぶりの胃カメラ検査でした。幸い、若干の不具合はあるようですが、すぐに修理をする必要はないとお医者さまから言われて、一安心です。他にも各部点検(健康診断)をやっていただき、手入れ(運動や食生活の改善など)を怠らないように言われました。

これまで、このブログで何度も書かせていただいているように、同じメーカーや同じシリーズの修理が続くことがあります。今日は昨日に続いてミノルタのカメラ修理のご紹介です。もっとも、昨日は一眼レフ、今日は二眼レフです。
モデル名は「オートコード」です。以前もご紹介しましたが、振り子式のピント調整レバーが特徴なのですが、これが折れる不具合が少なくありません。今回、やってきた個体も折れていたので、別の個体から取り出して、移植しました。部品だけを手に入れることができれば良いのですが、とっくの昔にメーカーからの部品供給は終了していますので、中古のオートコードを探してきて、そこから取り出すしかないのです。ただ、価格の安い中古品だと、レバーが折れた個体が多く、入手が困難な部品なので困ってしまいます。

DSC02578.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 16:56| カメラ修理

2016年07月12日

『ミノルタSRT101』のカメラ修理

当工房で修理をさせていただくカメラは宅急便等でのお引き受け、ご返送か、工房へのお持ち込み、お引取り2つの方法があります。(もちろん、片道が宅急便等、もう片道がご来店というケースもあります)
さすがに、遠方のお客さまがご来店になるのは難しいのですが、それでも、出張や旅行のついでにご来店になる遠隔地のお客様もいらっしゃいます。やはり現物を前にして、修理ができるかや使い方などを聞いてみたいと思われるからでしょう。
今日も修理完了品をお引き取りのお客様がご来店になりました。オーナー様の曽祖父様の大事にされていたカメラとのことで、修理の完了を喜んでいただくことができました。やはり、実際にお客様とお話をさせていただくと、そのカメラへの思いを強く感じ、理解できるので楽しくもあり、責任も痛感します。このあたりは、メールや宅急便だけのやりとりとは一味違うところです。

さて、今日、ご紹介するのは『ミノルタSRT101』です。スローシャッターがうまく動作していません。まずは、各機能を点検して修理にとりかかります。

DSC02574.JPG

DSC02575.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:42| カメラ修理

2016年07月11日

『キャノネット』のカメラ修理

今日も暑いですね。お昼頃に少しだけ、外出したのですが、髪の毛のないヒゲじいには酷なお天気でした。これからは帽子は必需品です。
さて、今日、ご紹介するのは初代『キャノネット』のカメラ修理です。
このカメラが発売されたのは昭和36年(1961年)で、キャノンのような高級機メーカーでは無理と言われるような価格で大衆機市場に参入し、市場を席巻した記念碑的なカメラです。
工房へやってきたキャノネットはファインダーを覗くと二重像がよく見えません。しかも、カメラを振ると、カチャカチャと音がします。上カバーを外すとファインダーユニットの中にあるミラーが外れていました。再接着して、ファインダー内を清掃していたら、今度は接眼レンズがポロリ。まあ、60年以上も経っているので、接着剤が劣化するのは仕方がないことなのでしょう。
絞り、シャッターに粘りも見えますので、これから分解して洗浄します。幸い、セレンは殆ど劣化していないようです。

DSC02568.JPG

DSC02571.JPG

DSC02572.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:49| カメラ修理

2016年07月08日

『ヤシカエレクトロ35GTN』のカメラ修理

今日、ご紹介するのは『ヤシカエレクトロ35GTN』のカメラ修理です。
このシリーズはF1.7という明るいレンズとロングシャッターを切ることができる電子制御シャッターで「ろうそくの1本の明かりで撮れる!」というキャッチフレーズで一世を風靡したカメラです。
YASHICAのエンブレムの前に「G」とあるのは、接点に金メッキを採用し、接触不良をなくす工夫をシンボライズしたものです。
オーナー様がゴールデンウィークで田舎に帰省されたとき、お父上の形見の一つとしてもらい受け、お持ち帰りになったそうです。永く、使われていなかったので、各部点検をご依頼いただきました。ブラックのボディがなかなかカッコイイです。
たぶん、シャッター付近の部品が劣化しているので、分解して交換することとなりそうです。

DSC02554.JPG

DSC02553.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 16:30| カメラ修理

2016年07月07日

『コニカU(2)A』のカメラ修理

久々に『コニカU(2)A』がやってきました。このカメラが発売されたのは昭和31年(1956年)ですので、60年近くは経っています。しかし、工房へやって来た個体のファインダーを覗くと汚れはあるものの、二重像がくっきりと見えます。さすが、コニカです。各部点検のご依頼ですが、シャッターに粘りがあるようです。これから、各部の機能をチェックして、整備に取り掛かります。

DSC02551.JPG

DSC02552.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 14:44| カメラ修理

2016年07月05日

『ペンタックスSP』のカメラ修理

工房のある武蔵小杉は昨日と打って変わって、曇っています。ただ、湿度は高くベトベトしています。エアコンで除湿しながら、作業を進めています。

今日、ご紹介するのは『ペンタックスSP』です。各部点検のご依頼です。

DSC02539.JPG

DSC02543.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 17:01| カメラ修理

2016年07月04日

『ニコンFE』のカメラ修理

いやはや、暑いです。冷房を利かせた作業室にこもっているときは良いのですが、所用で外出すると、暑さでクラクラしそうです。
今日、届いたのは『ニコンFE』です。昭和53年(1978年)に発売された絞り優先のAE機です。キャッチフレーズの「シンプルニコン」らしく、デザインもシンプルです。操作系はAUTOで、絞りを決めれば、シャッター速度はカメラが決めてくれます。もちろん、マニュアル撮影もできますし、電池が無くなっても、Bと1/90だけは使用可能という点なども泣かせます。
セルフタイマーの故障と各部点検のご依頼でした。まずは、各機能のチェックとモルトプレンの貼り替えから始めます。それにしても、作業室の窓から見える外は暑そうです。

DSC02536.JPG

DSC02534.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 14:14| カメラ修理

2016年07月01日

『オリンパストリップ35』のカメラ修理

今日から7月です。なにやら、バタバタやっていたら今年も、もう半年が経ったのですね。
いやはや、それにしても暑いです。これから本格的な夏が来るというのに、もう、へこたれています。まあ、幸いなことにカメラ修理の仕事は、外に出ていく仕事ではなく、暑くても作業室のエアコンをONにすれば良いので助かります。

さて、今日は到着したばかりの『オリンパストリップ35』のご紹介です。
ヒゲじいより少しお若いと思われるオーナー様がお若い頃に買い求められ、「トリップ35」の名前の通り、国内外の旅行のお供に持ち歩かれ、さまざまな旅の思い出を刻んできたカメラです。ここ20年くらいは仕舞いっぱなしだったとのことで、各部点検のご依頼でした。
まずは、各機能のチェックから始めます。

DSC02531.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 16:46| カメラ修理

2016年06月30日

『モルトプレン』の貼り替え

以前にも、当ブログや昭和カメラサービスのホームページでご紹介していますが、「モルトプレンの張り替え」について再度のご説明を。
「モルトプレン」とは「スポンジ」の1種です。カメラの中では光が漏れないようにする「遮光材」、動作する部品が当たったときのショックを和らげる「ショックアブソーバー=緩衝材、クッション」、ホコリなどが入らないようにする「目止め材」などとして使われています。
なかなか、良い素材なのですが、弱点もあります。それは湿気などの影響を受け「加水分解」と呼ばれる化学反応で「ネチョネチョ」「ベタベタ」になったり「ホロホロ」になって粉状になったりします。
そのため、光漏れを起こしたり、接着剤のようになって裏蓋を開かなくしたり、ペンタプリズムの反射面を腐蝕させたりすることがあります。
10年以上経ったフィルムカメラは大概、モルトプレンが劣化しているので、早めに貼り替えをされることをお勧めします。当工房ではモルトプレンの貼り替えだけの限定修理も承っております。

DSC02528.JPG

DSC02529.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png


posted by ヒゲじい at 16:07| カメラ修理

2016年06月29日

『コニカFP』のカメラ修理

以前、昭和カメラサービスのホームページや当ブログでも紹介したことがあるのですが、ヒゲじいが初めて使ったカメラは「コニカFP」でした。たぶん、50年くらい前の話です。
今日はそんな思い出深いコニカFPの修理です。久々に持ってみると「重い!」。測ってみたら、F1.8/52mmの標準レンズと合わせて962g、ほぼ1kgでした。
工房へやって来た個体のオーナー様のお父上が、数十年前にけっこうな高さの登山に持って行っていらしたそうです。当時の登山用具も重かったはずですし、このカメラと合わせるとたいへんなご負担だったと思います。
そんな個体ですが、外観は比較的、キレイですので、さぞかし大切にお使いになっていらしたのでしょう。ただ、ファインダーを覗くと汚れがあったり、スローシャッターが切れなくなっているなどの不具合があります。レンズも絞り羽根が粘っています。

DSC02524.JPG

DSC02525.JPG

DSC02519.JPG

DSC02521.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 17:25| カメラ修理

2016年06月28日

『ペンタックスSP』のカメラ修理

今日、当工房がある武蔵小杉はお昼すぎから雨はやみましたが、どんよりとしたお天気です。いかにも梅雨の季節という感じです。何より、湿度が高く、エアコンのドライモードで作業をしています。

さて、今日、ご紹介するのは『ペンタックスSP』のカメラ修理です。
この個体は工房にお持ちいただいたオーナー様によれば曾祖父様がお使いになっておられたカメラとのことです。長い間、ケースに入れて仕舞っておられたとのことです。電池も当時の水銀電池が入れっぱなしになっていましたが、幸いにも電池の漏液は少なく、電池蓋を開けることができました。電気系統に問題がなければ良いのですが、これからチェックしていきます。シャッターも何とか動作していますが、調整は必要でしょう。

DSC02518.JPG

DSC02514.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 16:16| カメラ修理

2016年06月27日

『オリンパスペンEE-2』のカメラ修理

当工房は「オリンパスペン」の修理を専門しているわけではないのですが、ブログで紹介すると、その記事を検索され、それがきっかけでご依頼があるというサイクルが続いて結果的に「オリンパスペン」の修理が続いているようです。もちろん、他のメーカーモデルもご依頼は来ているのですが。
ということで、今日、ご紹介するのは『オリンパスペンEE-2』です。発売は昭和48年(1973年)で「ボタンを押すだけで家庭で誰でも写せるカメラを」というコンセプトで開発されたカメラです。

露出不足時にシャッターを押せなくしたことを示す「赤ベロ」が出ないという不具合とのことで、工房へやってきたこのペンEE-2ですが、到着したカメラを拝見してみたら、絞りが固着していました。分解して洗浄すると、快調に動作するようになりました。これから各部点検、調整を行ない最終チェックを行います。

DSC02513.JPG

DSC02508.JPG

DSC02507.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png


posted by ヒゲじい at 15:07| カメラ修理

2016年06月23日

『ニコンEM』のカメラ修理

今日、当工房のある川崎市の武蔵小杉は午前中は雨が降っていましたが、お昼過ぎから晴天になりました。水不足の地域があるかと思えば、一方で記録的な雨が降っている地域もあり、なかなか難しいものです。
さて、今日は『ニコンEM』のカメラ修理をやっています。巻き上げはできるのですが、フィルムが進まないとう不具合です。その他、上カバーや下カバーを固定しているビス類がひどく錆びているのが気になります。まずは、分解して、様子を見ているところです。

DSC02505.JPG

DSC02506.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 18:08| カメラ修理

2016年06月22日

『リコーフレックスY(6)』のカメラ修理

今日、ご紹介するのは二眼レフの『リコーフレックスY(6)』です。ここのところ、二眼レフの修理が続いています。こうしてブログでご紹介すると、「二眼レフ」「・・・フレックス」などのキーワードで検索されたお客様が当工房を見つけてくださるようです。それが、繰り返され、同じような機種やメーカーの修理が連続するようです。

さて、今回のリコーフレックスの修理については、オーナー様から「撮影可能になるだけで良い。レンズ清掃、ミラーの交換、レザーの貼り替えは不要」とのご依頼でした。このカメラはオーナー様のお父上の遺品で、お母上から「部品交換をしないで欲しい」とのご希望があったそうです。おそらく、レザーの剥がれや傷などの一つひとつにご主人の思い出があるからなのでしょう。また、オーナー様がレンズ清掃をご希望にならなかったのは、汚れやクモリなどのあるレンズでどんな写真が撮れるのかをお試しになりたいからなのだそうです。
工房へやって来た個体は「ヘリコイド固着」「シャッター、絞りの固着」「ミラーの腐蝕」「裏蓋にある赤窓の欠落」など重症でした。ただ、ご事情がお有りとのことで、急ぎの修理を行い、現在、出荷前のチェックを行なっています。

修理完了後の外観です
DSC02503.JPG

レンズを前後させるヘリコイドに固まったグリスがこびりついていました
DSC02499.JPG

DSC02498.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 15:13| カメラ修理

2016年06月20日

『ニコンF3』のカメラ修理

いやはや、今日も暑いですね。しかも、湿度も高く、集中力がなくなってしまいそうです。
さて、今日、ご紹介するのは『ニコンF3』。しかも『Limited』。そして、傷、スレなどが殆ど見当たらないキレイな個体です。不具合はシャッターダイヤルの空転です。カメラ側はAUTOになったまま、ダイヤルはクルクルと回ります。固定ビスの緩みだと良いのですが、これから探っていくところです。

DSC02492.JPG

DSC02487.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 13:57| カメラ修理

2016年06月17日

『ニコンFE』のカメラ修理

ヒゲじいの作業室の窓にはカーテンがかかっています。そのカーテンの隙間から、外のお天気の良さと熱気が伝わってきます。まるで、真夏のようです。ホコリなどが作業室に入らないようにするために窓を閉め切っているので、そろそろ冷房を入れないと、熱中症でダウンしてしまうかも知れません。

さて、今日、ご紹介するのは「ニコンFE」のカメラ修理です。ニコンFEはニコンFMの姉妹機で絞り優先のAEカメラです。キャッチフレーズは「シンプル・ニコン」
ヒゲじいとほぼ同世代のオーナー様が大学卒業直後に手に入れられた思い出のカメラだそうです。ここ10年以上はお使いになっておられなかったとのことで、各部点検のご依頼です。まずは、各部の機能チェック、モルトプレンの貼り替えから始めます。

DSC02472.JPG

DSC02473.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 14:37| カメラ修理

2016年06月15日

『キャノンP』のカメラ修理

今日は修理品の発送や急ぎの修理などでバタバタでした。
そんな中、新しいご依頼品が到着しました。まだ、詳細のチェックをしていなのですが『キャノンP』です。
まだお若いオーナー様がおじいさまからいただいたとのことで、各部点検のご依頼です。
なかなか、キレイな個体です。さぞかし、大切に使われ、保管されたのでしょう。

DSC02471.JPG

サブタイトル付きレトロ 昭和カメラサービス ロゴ.png

posted by ヒゲじい at 16:54| カメラ修理